日々の暮らし

オリンピックイヤーに「年男」になります。趣味や、興味のあることの独り言です。

真空管アンプとA級アンプ

f:id:k-ohmori9616:20190131151202p:plain

正月に向けて、アンプ群のエースが登場

ラックスマンの「L-570z's」と「MQ-88u

暖房機の代わりになるくらいの発熱。

 

L-570z'sの重量は30kg、動かすたびに腰を痛めそうになる。

バブル時代の物量投入型アンプの象徴だろう。

 

L-570z'sはバブル末期の1992年発売で、1989年発売の初代L-570の改良バージョン。

初代に比べて15万円もUPしている。

LUXMAN L-570Z's(ジィーズ)の仕様 ラックスマン

近年、オークションで購入しラックスマンのサービスセンターでオーバーホールしてもらった。

27年前の製品を面倒見てくれるラックスマンに感謝します。

ラックスマン広島サービスセンターは個人の方がやっておられ、いつも大変お世話になっています。

ラックスマン以外のものでも修理の相談に乗ってくれます。

 

MQ-88u真空管アンプ

製品情報|ラックスマン株式会社 - LUXMAN

これは、知人に購入1年以内のものを譲ってもらいました。

これは2011年発売のもので近年のものです。

トランジスターアンプに駆逐されたと思っていましたが、近年見直されてきたようです。

レコードの「やわらかい」音には、トランジスターアンプの「シャキッ」とした音がよかったのだろう。

CD等のデジタル音源の「キツイ」音には、真空管の「ほわっ」とした音がちょうどよいのかもしれない。

特に女性ボーカルには、真空管アンプの「強い音を強調する」特性が良い方に影響してボーカルが際立つ。

Word等で文字に「影」を付けることによって「際立たせる」のと同じではないかと思う。

「くっきり」し過ぎている感のある、「デジタル」を真空管で「ボワッ」とさせるのがよいのだろうか。

 

 

両極端な2代のアンプですが、

L-570z'sは消費電力300Wで出力は50W+50W

MQ-88uは消費電力280Wで出力は25W+25W

 

どちらも電気を「大食い」する。

L-570z'sのほうは、アンプの上にアルミフォイルをひいて卵をのせれば「目玉焼き」ができるという伝説を持つ。

 

どちらも「ゆったりとした、スケールの大きな音」がして、最新型のアンプにはないものがあります。