年末年始のラインナップ。
ラックスマンらしい優美なデザインのアンプとプレイヤー。
アンプは分厚い無垢のフロントパネルに同じく無垢のツマミ類が並び、重さは30キロもある。
プレイヤーは鉄板を木材でサンドイッチにし、さらにアルミの押し出し材で表面を仕上げたキャビネット。
アームは英国が「工業国」だった時代の「SME」の名品。
音がうんぬんの前に、見ているだけで癒される。
先日アンプの電源を切り忘れて寝てしまったら、翌朝部屋に入ると「ムァッ」としていた。
このアンプは「純A級」なので音が出ていない状態が一番電気を消費し最高に熱くなる、つまり大きな音を出せば出すほど「温度が下がる」という厄介な特性。
アンプの上で「目玉焼きができる」という都市伝説があるほど。
ちなみにアンプの上においているのはコンピュータ用の冷却ファン3台。
USB電源で回転を落として使っている。
手をかざすと暖かい風が来る。
春が来て暖かくなるまでに入れ替えなくては...。