ヤフオクで SONY XL-15 のデッドストックを落札した。
SHURE V15III(JICO楕円)と交換したのだが、一言で言えば「明るい音」。
ネットの評判では「ポップス向き」とのことだったが、評判どおりにとにかく明るく元気の良い音。
細かなディティールは表現されないが、デッドストックで長期間放置していたのでエージングで変化するかもしれない。
何を聞いても神経質にならず楽しく聞ける。
このカートリッジが発売されたのは1975年、少なくとも40年以上経っているのでダンパーのヘタリを心配していたがそれは大丈夫そう。
当時はエントリークラスの機種だが40年経っても普通に使える。
カートリッジだけでなくターンテーブルもアームも40年以上前のもの。
機械は単純なものが「確実」なのかも。
CDやDVDなどが40年後も使えるだろうか。
CDは撤退を始めたメーカーも出てきた。
デッドストックのCDプレイヤーがあったとして、40年後に動くとは思えない。
昔、宇宙の果てに飛ばした宇宙船「ボエジャー」に地球を紹介する「データ」を記録する媒体として金ピカのレコードを積んでいた。
当時はまだCD等が登場していなかったので当たり前だが、今なら記録媒体として「何」が選べれるのだろうか。